「DUO 3.0」の次にどの単語帳を使うべきか

明けましておめでとうございます。2017年も英語の勉強を継続していきましょう。

"DUOの次にどの単語帳を使うか問題"は、上を目指すDUOユーザーに共通する悩みだと思います。実際、Googleの検索窓に「DUO 次」と入れると、「DUO 次の単語帳」という文言がサジェストされます。

英検やTOEICTOEFL等の試験のために勉強をしているのであれば、その試験の出題傾向に沿った英単語帳がたくさん出ているので、それを使うのが効率的だと思います。しかし、特定の試験のためではなく、「読む・書く・話す・聞く」という実際的な能力を広く高めるために勉強している場合、DUOの次に何を選ぶかはとても悩ましい問題です。(もちろん、その実際的な能力を向上させる手段として英検等の試験はあるはずなので、DUOの次はいずれかの試験向けの単語帳に取り組むのが素直なのかもしれません。)

色んなレビューを読んだり実物をチラッと見たりして、アルクの「究極の英単語」(Vol.3か4)とZ会の「速読速聴・英単語」(Core1900かOpinion1400)の2つが候補に挙がりました。

「究極」は、アルクの12,000語からなるStandard Vocabulary Listがベースになっていて、単語の網羅性が非常に高いことが特長です。しかし、掲載語の約半分が単なる英単語の羅列(もう半分はDUOのような短文形式)であったり、CDが別売りでかつ値段が高かったりする等の短所があるようです。

「速読速聴・英単語」は、社会や環境等のテーマに沿った文章を読み、その文章に含まれる単語を学ぶものです。Opinionでは、これにディベートの要素が加わり、ある議題に対する賛成と反対の意見がそれぞれ掲載されているのですが、Amazonではこの意見の文章のクオリティが低いというレビューがいくつかありました。

この2つに限らず、いくつかの単語帳を天秤にかけて比較していくと、DUOがどれほど優れた教材であったか身に染みて感じます。次の単語帳については、DUOを回しながら悩んで、来月までに決めようと思います。